牛乳は日本人にはよくない? 知ってほしい食の知識
- y-yoichiro
- 2月26日
- 読了時間: 2分

みなさん、突然ですが、牛乳って飲んでいますか?
学校給食で毎日のように飲んでいた方も多いでしょうし、「カルシウムを摂るには牛乳!」というイメージをお持ちの方も少なくないと思います。
でも、最近、「牛乳は日本人には合わない」という説も耳にするようになりました。そこで今回は、牛乳と日本人の関係について考えてみたいと思います。
まず、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素であるラクターゼを、日本人の約8割は持っていないと言われています。
そのため、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢をしたりする人が多いのです。これは乳糖不耐症と呼ばれる症状で、体質によるものなので、決して病気ではありません。
ただ、こうした体質の人が牛乳を飲み続けると、消化不良を起こして、さまざまな不調の原因になる可能性があると指摘されています。
さらに、牛乳に含まれる脂肪分は、飽和脂肪酸と言って、摂り過ぎると、血液中のコレステロールや中性脂肪を増やす原因になると言われています。
特に、30代以上の女性は、ホルモンバランスの変化などにより、コレステロール値が高くなりがちなので、注意が必要です。
もちろん、牛乳には、カルシウムやタンパク質など、健康維持に欠かせない栄養素も含まれています。また、牛乳を飲むと、心がホッと和らぐという方もいらっしゃるでしょう。
ですから、牛乳を飲むこと自体が悪いというわけではありません。
ただ、体質や健康状態によっては、牛乳が体に合わない場合もあるので、自分の体の声に耳を傾けることが大切です。
最近では、植物性のミルクがたくさん販売されています。豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクなど、それぞれに特徴があり、栄養価も異なります。いろいろ試してみて、自分に合ったものを見つけるのも楽しいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Comments