負担がかかっている筋肉の場所によって、猫背のタイプが
異なり、大きく分けて4種類が存在します。
「首からくる猫背」
頭を突き出し、顔が前に出ているタイプの猫背で、長時間
のパソコンやスマートフォンの長時間操作で起こりやすい。
首の神経が圧迫されてしまうので、腕や肩のしびれが出る
ことがあり、首や肩こりの症状も起こりやすく、呼吸器へ
の影響や風邪をひきやすくなってしまいます。
「背中からくる猫背」
背中全体が丸まったタイプの猫背で、肩が内側に入ると
いう特徴があり、デスクワークをしている人がなりやすい。
自律神経を圧迫するので胃や肝臓の機能低下、胃酸過多、
胃のむかつきといった症状が出やすいです。
「腰からくる猫背」
腰部分が丸くなり、身体が前かがみになるタイプの猫背で、
骨盤や股関節の硬さが原因で起こる。
腰への負担が強いので腰痛を招きます。ヘルニアになって
しまったり、腸の不調から便秘になることもあります。
「お腹からくる猫背」
反り腰でお腹が前に出ているタイプの猫背で、骨盤が前に
傾き、おなかがぽっこりと出ている状態。
ハイヒールを履く人や、お腹が大きくなることでバランス
を保たなければいけない妊婦さんによく見られます。
腰を大きく反らした状態なので腰痛になりやすく、子宮や
腎臓といった臓器に影響が出ることもあります。腸への
不調も招くので、便秘などにもなりやすいです。
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